鍼灸スポーツ学科の4年間
鍼灸医学の理論と実践に加え、競技スポーツや、健康づくり支援、介護医療の分野でも活用されている運動指導やトレーニング理論など、時代のニーズに対応した”健康”をプロデュースできるカリキュラムです。
4年間の学び
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正常な人体について知り、はり・きゅうの基礎技術を身につける
解剖学・生理学を基に正常な人体の構造と機能を学ぶと同時に、鍼灸医療の基礎となる東洋医学的理論背景を学びます。また、はり基礎実習・きゅう基礎実習を通して衛生的かつ安全な鍼灸施術の基礎技術を身につけます。
- はり基礎実習・きゅう基礎実習
- 安全で衛生的な鍼施術と灸施術を行うための基礎技術と手技を学びます。講義での知識を身体で覚え、臨床実習に備える大切なステップです。
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疾患の理解を深めると同時に経絡や経穴などの鍼灸理論を学ぶ
鍼灸の真髄ともいえる経絡や経穴および臨床的な鍼灸理論を学び、鍼灸臨床実習によって臨床力をトレーニングします。さらに、現代医学的な疾患の理解を深めて統合医療の基礎を学びます。また、体力の測定評価などスポーツ医学の基本を学びます。
- スポーツ医学概論
- 体を動かすことの意味を考え、運動構造と機能を理解することでQOLの向上と健康寿命の延長に寄与するスポーツの意義を学びます。アスリートの自己管理など問題発生の予防と解決ための医学的知識を習得します。
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鍼灸治療の現場を想定した実践的知識と技術を学ぶ
臨床的な鍼灸理論をさらに深めると同時に、治療現場を想定したロールプレイでコミュニケーション能力を高めます。4 年次の治療所実習に備えて、医療現場における安全管理を学びます。コース選択における専門的な実習も本格化します。
- 鍼灸診断学
- 診断は、患者さまの訴えベースに、四診法を駆使して、臓腑、経脈、経筋、外感感受いずれの状態にあるかを理解し、病証に応じた治療法を考察するまでの過程をいいます。この内容の理解を目指します。
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鍼灸治療所実習を通して即戦力となる臨床力を高める
附属鍼灸臨床センターにおいて実際に患者さまと接し、鍼灸治療の実践力を高めます。また、卒業研究を通して科学的・論理的な能力を高め、EBM(根拠に基づいた医療)を実践できる臨床力を養います。
- 鍼灸臨床センター実習
- 附属鍼灸臨床センターでは、診療見学や診療補助を通して、鍼灸治療の実際を学びます。患者さまへの接し方、所見の取り方をはじめ、現代医学・東洋医学の両側面からアプローチできる臨床力を身につけます。
1年次のカリキュラム
正常な人体について知り、はり・きゅうの基礎技術を身につける
解剖学・生理学をもとに正常な人体の構造と機能を学ぶと同時に、鍼灸医療の基礎となる東洋医学的理論背景を学びます。また、はり基礎実習・きゅう基礎実習を通して衛生的かつ安全な鍼灸施術の基礎技術を身につけます。
共通科目
人間と生活の理解 |
文学 |
心理学 |
教育学 |
哲学 |
法学 |
日本国憲法 |
社会学Ⅰ |
社会学Ⅱ |
体育 |
ことばと文化 |
比較文化論 |
英語Ⅰ |
英語Ⅱ |
英会話Ⅰ |
英会話Ⅱ |
中国語会話Ⅰ |
中国語会話Ⅱ |
韓国語会話Ⅰ |
韓国語会話Ⅱ |
科学的思考の基盤 |
統計学 |
情報リテラシー |
トレーニング科学 |
ライフサイエンスⅠ |
ライフサイエンスⅡ |
アカデミックスキルズ |
共通専門科目
人体の構造と機能 |
解剖学Ⅰ |
解剖学Ⅱ |
組織学 |
生理学Ⅰ |
生理学Ⅱ |
生活栄養学(スポーツ栄養学Ⅰ) |
医用工学 |
運動生理学 |
機能解剖学Ⅰ |
生命倫理 |
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専門科目
保健医療福祉とはりきゅうの理念 |
救急処置法 |
医学概論 |
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基礎はりきゅう学 |
東洋医学概論Ⅰ |
東洋医学概論Ⅱ |
経絡経穴学概論Ⅰ |
経絡経穴学概論Ⅱ |
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実習(臨床実習含む) |
はり基礎実習Ⅰ |
はり基礎実習Ⅱ |
きゅう基礎実習Ⅰ |
きゅう基礎実習Ⅱ |
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統合領域 |
武道 |
ダンス |
水泳 |
陸上競技 |
球技 |
看護学概論 |
社会福祉の原理と政策Ⅰ |
国際協力論 |
危機管理と災害支援 |
卒業要件外の科目
自由選択科目 |
アスレティックトレーナー概論 |
健康教育概論 |
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教職課程科目 |
教職論 |
特別支援教育総論 |
教育課程論 |
※上記は令和3年度入学生のカリキュラムです。変更となる場合があります。
2年次のカリキュラム
疾患の理解を深めると同時に経絡や経穴などの鍼灸理論を学ぶ
鍼灸の真髄ともいえる経絡や経穴および臨床的な鍼灸理論を学び、鍼灸臨床実習によって臨床力をトレーニングします。さらに、現代医学的な疾患の理解を深めて統合医療の基礎を学びます。また、体力の測定評価などスポーツ医学の基本を学びます。
共通科目
人間と生活の理解 |
コミュニケーション論 |
カウンセリング論 |
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ことばと文化 |
点字 |
手話 |
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科学的思考の基盤 |
公衆衛生学 |
環境衛生学 |
環境科学 |
共通専門科目
人体の構造と機能 |
生理学Ⅲ(講義・演習) |
生化学 |
スポーツ医学概論 |
疾病の成り立ち、予防及び回復の促進 |
病理学(講義・演習) |
薬理学 |
感染症学 |
リハビリテーション医学 |
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専門科目
疾病の成り立ち、予防及び回復の促進 |
臨床病態生理学Ⅰ |
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保健医療福祉とはりきゅうの理念 |
医事法規 |
地域保健論 |
健康相談論 |
基礎はりきゅう学 |
臨床コミュニケーションⅠ(演習) |
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臨床はりきゅう学 |
東洋医学臨床論Ⅰ |
東洋医学臨床論Ⅱ |
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実習 |
鍼灸臨床実習Ⅱ(外科系) |
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統合領域 |
体操 |
野外活動 |
エアロビクス実習 |
テーピングコンディショニング |
運動処方演習 |
臨床心理学 |
リハビリテーション概論 |
発育発達論 |
健康管理とスポーツ医学 |
体力測定・評価 |
体力測定評価法 |
スポーツ傷害の評価 |
災害支援演習 |
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卒業要件外の科目
自由選択科目 |
運動学 |
機能解剖学Ⅱ |
アスレティックトレーナー専門実習Ⅰ |
アスレティックトレーナー専門実習Ⅱ |
身体の測定・評価 |
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教職課程科目 |
教育原理 |
特別活動・総合的な学習の時間の指導法 |
教育方法論 |
生徒指導・進路指導論 |
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※上記は令和3年度入学生のカリキュラムです。変更となる場合があります。
3年次のカリキュラム
鍼灸治療の現場を想定した実践的知識と技術を学ぶ
臨床的な鍼灸理論をさらに深めると同時に、治療現場を想定したロールプレイでコミュニケーション能力を高めます。4年次の治療所実習に備えて、医療現場における安全管理を学びます。コース選択における専門的な実習も本格化します。
共通科目
人間と生活の理解 |
発達心理学 |
スポーツ心理学 |
スポーツ社会学 |
共通専門科目
専門科目
疾病の成り立ち、予防及び回復の促進 |
臨床診断学 |
臨床症候学 |
臨床病態生理学Ⅱ |
臨床病態生理学Ⅲ |
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保健医療福祉とはりきゅうの理念 |
社会保障論 |
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臨床はりきゅう学 |
鍼灸安全管理学 |
はりきゅう理論 |
臨床コミュニケーションⅡ(演習) |
鍼灸診断学 |
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社会はりきゅう学 |
社会鍼灸学 |
社会鍼灸学演習(施設見学を含む) |
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実習(臨床実習含む) |
臨床診断学実習 |
鍼灸臨床実習Ⅰ(内科系) |
鍼灸臨床実習Ⅲ(スポーツ鍼灸) |
統合領域 |
スポーツ経営学 |
スポーツ外傷・障害の基礎知識Ⅰ |
研究方法論 |
卒業要件外の科目
自由選択科目 |
アスレティックリハビリテーション論 |
アスレティックリハビリテーションⅠ |
アスレティックリハビリテーションⅡ |
スポーツコンデショニング |
トレーニング論 |
コーチング論 |
メンタルマネジメント論 |
学校保健 |
精神保健Ⅰ |
スポーツコンディショニング概論 |
スポーツ栄養学Ⅱ |
アスレティックトレーナー専門実習Ⅲ |
アスレティックトレーナー専門実習Ⅳ |
スポーツ外傷・障害の基礎知識Ⅱ |
体育原理 |
フィットネスマネジメント実習 |
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教職課程科目 |
保健体育科教育法Ⅰ |
保健体育科教育法Ⅱ |
保健体育科教育法Ⅲ |
保健体育科教育法Ⅳ |
教育行政論 |
道徳教育の指導法 |
教育相談(カウンセリングを含む) |
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※上記は令和3年度入学生のカリキュラムです。変更となる場合があります。
4年次のカリキュラム
鍼灸治療所実習を通して即戦力となる臨床力を高める
附属鍼灸臨床センターにおいて実際に患者さまと接し、鍼灸治療の実践力を高めます。また、卒業研究を通して科学的・論理的な能力を高め、EBM(根拠に基づいた医療)を実践できる臨床力を養います。
専門分野
臨床はりきゅう学 |
鍼灸医学総合演習 |
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実習(臨床実習含む) |
鍼灸臨床センター実習Ⅰ |
鍼灸臨床センター実習Ⅱ |
統合領域 |
在宅療養支援チーム協働論 |
卒業研究論文 |
卒業要件外の科目
自由選択科目 |
アスレティックトレーナー専門実習Ⅴ |
アスレティックトレーナー専門実習Ⅵ |
教職課程科目 |
教育実習(事前事後指導を含む) |
教職実践演習(中・高) |
※上記は令和3年度入学生のカリキュラムです。変更となる場合があります。