九州・沖縄で、看護師・社会福祉士・理学療法士・はり師・きゅう師・歯科衛生士を目指す人のための大学

黒木 真吾(社会福祉学科)|社会福祉学科

大学生活というみなさんにとって重要な4年間を有意義なものにしましょう!

黒木 真吾先生

長期にわたり継続する力を

これまでいろんなスポーツをしてきたこともあり、スタミナには自信がありました。
そのため、現在の趣味はマラソンです。
これまで熊本城マラソン(フル)に数回出走しました。
現在の目標はサブ4です。
フルマラソンは短い期間の練習では結果が出にくい。
しかし、長期にわたり練習すれば必ず結果がついてきます。
走っている最中は「二度と走りたくない」と思いますが、ゴールした後はいつのまにか「また走りたい」となっている。
そんな不思議な魅力に溢れたスポーツです。

フルマラソンは大学時代に経験した社会福祉士の国家試験勉強と似てると思ったことがあります。
それは、本番に向けて自己ベスト(点数)をあげるための挑戦(=自分との戦い)であること。
そして、勉強しはじめるのは4年ではなく3年からといった長期戦であること。
国家試験当日までいろんな模擬試験の点数が思ったように伸びず「もう勉強したくない」と何度も心が折れる。
それでも諦めずに継続して勉強するとゴール(合格)できる。
よって、国家試験とはフルマラソンと同様に忍耐強く継続することで合格に大きく近づくと思います。

だからこそみなさんにも長期的に継続し何かを成し遂げる力を勉強以外の何か(興味のあること)で経験してほしいです。
なぜなら、その経験が社会福祉士国家試験勉強につながるからです。

大学生活について

大学時代には多くの友人ができ、飲み会、高齢者や障がい者事業所でのボランティア、キャンプなど数多くの楽しいことを経験してきました。
大学時代の友人とは現在も連絡をとり、社会人になっても一緒に遊び、旅行等にも行きました。
私自身、大学での経験が一番大きかったと思っています。
みなさんもこの4年間の大学生活を悔いのないものにしてください。

教育・研究について

教育現場に来るまで高齢者事業所に勤めていました。
経験した先では介護職と看護職の連携・協働という面で課題が山積していると感じていました。
そのことが現在の研究につながっています。
また、学生時代から経験していたボランティアという部分にも興味があり、現在はその研究も進めています。

高齢者に関する話をすると遠慮されることが多いですが、講義や演習・実習などといった教育をとおして少しでも興味をもってもらえたらと思っています。