「教職課程支援室」にいらしてください! お待ちしています
古城 玲子先生
(社会福祉学科/教職課程支援室担当― 2020年4月1日現在 ―)
教職課程支援室について
教職課程支援室は、大学本館の5階にあります。
ここは、大変見晴らしの良い場所で、部屋の前の窓から雲仙普賢岳を見ることができます。
支援室には、教職に関する雑誌や本、教員採用試験のための参考書や問題集、教員募集に関する様々な資料を準備し、教育実習の準備や自主学習を行う環境を整備しています。
自己紹介
昨年の6月に教職課程支援室担当として着任しました。
主に社会福祉学科をはじめ看護、口腔保健、鍼灸スポーツ学科などで教職課程を履修している学生への支援を行っています。
また、養護教諭に必要な看護技術の演習や病院での実習指導も行っています。
私の所属は、社会福祉学科ですが、もともと社会福祉の領域は専門ではなく、資格は看護師です。
卒業後の数年、大学病院で看護師として働き、そのあとは看護師を養成する専門学校で教員として勤務していました。
また、デイサービスで社会福祉士や介護士の人たちと一緒に働いたり、後期高齢者の健康訪問相談を行ったりもしていました。
熱しやすく冷めやすい性質なので、いろいろなことに興味を持ちます。
特に、異文化的なこと、異分野に興味があります。
大学院では、交渉紛争解決・組織経営専門職コースを選択しました。
紛争解決?と聞くと、多くの人は国際紛争をイメージするので、なぜそのコースに?とよく言われます。
人と人との間のもめごとや、個人の心のなかに生じる葛藤も広い意味では紛争で、その原因や解決策を学ぶことは、対人援助職としてのケアにつながっています。
一緒に学んだ人たちも多種多様な職業の様々な年齢の人たちでした。
一見関係ないように見える学びや人との関係が、実はお互いにつながりを持っていて、自分自身の視野を広げ、豊かにするものだと実感しています。
受験生の皆さんへ
社会福祉の専門職をめざす学習と教職課程を同時に履修することができる、この大学のカリキュラムは魅力的です。
卒業後の進路の選択の幅も広がります。
何を選んでいくかは様々ですが、教育・福祉・医療は、人に対してケアを提供するという点では共通していると思います。
多職種連携の必要性が謳われるなか、これからはどの領域でも広い視野をもち豊かな人間性と専門性を兼ね備えた専門職が求められています。
未来の可能性を広げるためにも、ぜひいろいろなことにチャレンジして、実りある学生生活を送っていただきたいと願っています。