カリキュラム
口腔保健学科の4年間
生活する人々を口腔保健から支えるために、ライフステージとコミュニティを理解するための幅広い専門分野を学び、時代に必要とされる歯科衛生士や専門性の高い養護教諭を目指します。
4年間の学び
-
幅広い科目を通して人間性を養い健康を理解するための基礎領域を学ぶ
口腔保健学科での学びの基礎となる“人を感じる力”を幅広い科目を通して育み、人間性を養います。また、口腔保健を支える疾病理解の基礎となる領域も修得し、2年次以降の学びにつなげます。
- 口腔保健学概論
- 歯科衛生士とは具体的に何か。歯科衛生士としてどのように社会貢献できるのか、さまざまな概念や価値観を学びながら、自ら考え、判断し、行動ができることを目標とします。
-
地域社会や成長発達という視点から人へのアプローチのセンスを磨く
地域社会や職場・学校などのコミュニティとライフステージにおいて口腔疾患の予防と機能保持のための演習を行い、それぞれの対象集団に合ったアプローチのセンスを磨いていきます。
- 口腔疾患予防学実習Ⅰ
- 歯周病予防など歯科衛生介入を行う上で必要な基礎技術および態度を習得します。クライアントの安心安全に配慮し、歯周病リスク要因を観察し、スケーリング時の基本操作を学びます。
-
実習を中心とした科目で技術と具体的な応用法を習得
歯科診療所や病院での口腔保健臨床実習や、保育所・幼稚園、障がい児・者、高齢者に対する発達支援臨地実習など、実習を中心とした科目を履修することで医療現場を経験し、具体的な応用法を学びます。
- 口腔介護マネジメント実習
- 摂食嚥下に関連する器官の構造・機能・メカニズムについて学び、嚥下障害の原因と病態を理解します。摂食嚥下リハの実施に必要な基礎的知識、手技、介護方法などを修得します。
-
卒業研究や口腔保健の意味を考える実習で視野をひろげる
東南アジアでの「コミュニティ口腔保健実習」や、新生児および終末期の人を対象とする「ライフステージ口腔保健実習」に参加し、口腔保健学を深め、広い視野を身につけます。(選抜制)
コミュニティ口腔保健実習
ライフステージ口腔保健実習
1年次のカリキュラム
幅広い科目を通して人間性を養い健康を理解するための基礎領域を学ぶ
口腔保健学科での学びの基礎となる“人を感じる力”を幅広い科目を通して育み、人間性を養います。また、口腔保健を支える疾病理解の基礎となる領域も修得し、2年次以降の学びに繋げます。
共通科目
人間と生活の理解 | 文学 | 心理学 | 教育学 |
---|---|---|---|
哲学 | 法学 | 日本国憲法 | |
社会学Ⅰ | ボランティア論 | 体育 | |
ことばと文化 | 比較文化論 | 英語Ⅰ | 英語Ⅱ |
英会話Ⅰ | 英会話Ⅱ | 中国語会話Ⅰ | |
中国語会話Ⅱ | 韓国語会話Ⅰ | 韓国語会話Ⅱ | |
科学的思考の基盤 | 統計学 | 情報リテラシー | ライフサイエンスⅠ |
ライフサイエンスⅡ | アカデミックスキルズ |
共通専門科目
発達心理学 | こころのしくみの理解 | 生命倫理 | 医用工学 |
社会福祉の原理と政策Ⅰ | 看護学概論 | 生活栄養学 | 国際協力論 |
危機管理と災害支援 |
専門科目
人体(歯と口腔を除く)の構造と機能 | 解剖生理学Ⅰ | 解剖生理学Ⅱ | 生化学 |
---|---|---|---|
歯・口腔の構造と機能 | 口腔解剖学 | 口腔組織発生学 | 口腔生理学 |
口腔生化学 | |||
疾病の成り立ち及び回復過程の促進 | 病態生理学Ⅰ | ||
歯・口腔の健康と予防に関わる人間と社会の仕組み | 口腔保健衛生学 | ||
概論 | 口腔保健学概論 | ||
臨床歯科医学 | 臨床歯科医学概論 | 歯科臨床医学Ⅰ(保存修復・歯内療法) | 歯科臨床医学Ⅲ(補綴・高齢者) |
歯科放射線学 | |||
歯科保健指導論 | 健康教育総論 | ||
歯科診療補助論 | 歯科診療補助総論 | ||
臨地実習 | 口腔保健臨床実習Ⅰ(早期実習) |
卒業要件外の科目
教職課程科目 | 教職論 | 特別支援教育総論 | 教育課程論 |
---|
※上記は令和3年度入学生のカリキュラムです。変更となる場合があります。
2年次のカリキュラム
地域社会や成長発達という視点から人へのアプローチのセンスを磨く
地域社会や職場・学校等のコミュニティとライフステージにおいて口腔疾患の予防と機能保持のための演習を行い、それぞれの対象集団に合ったアプローチのセンスを磨いていきます。
共通科目
人間と生活の理解 | カウンセリング論 | |
---|---|---|
ことばと文化 | 点字 | 手話 |
科学的思考の基盤 | 環境科学 |
共通専門科目
臨床心理学 | 感覚・知覚の行動心理 | 感染症学 | 薬理学 |
介護の理論と技術 | 災害支援演習 |
専門科目
人体(歯と口腔を除く)の構造と機能 | 解剖生理学Ⅲ | ||
---|---|---|---|
疾病の成り立ち及び回復過程の促進 | 病態生理学Ⅱ | 病態生理学Ⅲ | 口腔病理学 |
口腔微生物学 | リハビリテーション概論 | ||
歯・口腔の健康と予防に関わる人間と社会の仕組み | 医事法規 | 精神保健Ⅰ | 健康相談論 |
学校保健 | 救急処置法 | 口腔保健統計学 | |
地域口腔保健学 | 公衆衛生学 | 環境衛生学 | |
臨床歯科医学 | 歯科臨床医学Ⅱ(歯周病治療) | 歯科臨床医学Ⅳ(小児・障がい児者) | 歯科臨床医学Ⅴ(矯正) |
口腔外科学 | |||
歯科予防処置論 | 口腔疾患予防学 | 口腔疾患予防学実習Ⅰ(基礎技術) | 口腔疾患予防学実習Ⅱ(う蝕予防) |
歯科保健指導論 | 口腔介護マネジメント論 | 口腔保健指導論 | |
歯科診療補助論 | 歯科診療補助実習Ⅰ(基礎) | 歯科診療補助実習Ⅱ(臨床) | 歯科医療安全学 |
臨地実習 | 口腔保健臨床実習Ⅱ(基礎実習) | ||
総合領域 | 障害児心理学 |
卒業要件外の科目
教職課程科目 | 養護概説 | 看護学各論 | 基礎看護技術 |
---|---|---|---|
教育原理 | 教育行政論 | 学校教育の心理学 | |
特別活動・総合的な学習の時間の指導法 | 教育方法論 | 生徒指導論 | |
教育相談(カウンセリングを含む) |
※上記は令和3年度入学生のカリキュラムです。変更となる場合があります。
3年次のカリキュラム
実習を中心とした授業で技術と具体的な応用法を習得
歯科診療所や病院での口腔保健臨床実習や、保育所・幼稚園、障がい児・者、高齢者に対する発達支援臨地実習など、実習を中心とした科目を履修することで技術を磨き、具体的な応用法を学びます。
専門科目
歯科予防処置論 | 口腔疾患予防学実習Ⅲ(歯周病予防) | ||
---|---|---|---|
歯科保健指導論 | 口腔介護マネジメント実習 | 食生活指導 | 地域口腔保健学実習 |
歯科診療補助論 | 歯科診療補助実習Ⅲ(応用) | ||
臨地実習 | 口腔保健臨床実習Ⅲ(発展実習) | 口腔保健臨床実習Ⅳ(応用実習) | 地域口腔保健臨地実習 |
発達支援臨地実習Ⅰ(小児) | 発達支援臨地実習Ⅱ(障がい児者) | 発達支援臨地実習Ⅲ(高齢者) | |
総合領域 | 研究方法論 | ||
卒業要件外の科目
教職課程科目 | 臨床看護実習 |
---|
※上記は令和3年度入学生のカリキュラムです。変更となる場合があります。
4年次のカリキュラム
卒業研究や口腔保健の意味を考える実習で視野をひろげる
希望者は東南アジアでの「コミュニティ口腔保健実習」や、新生児および終末期の人を対象とする「ライフステージ口腔保健実習」に参加し、口腔保健学を深め、広い視野を身につけます。
共通専門科目
社会保障論 | 在宅療養支援チーム協働論 |
専門科目
概論 | 歯科衛生の展開 | ||
---|---|---|---|
歯科診療補助論 | 歯科医療管理学 | ||
総合領域 | 国際保健活動論 | 卒業研究 | 卒業研究論文 |
健康教育の展開 | コミュニティ口腔保健実習指導 | コミュニティ口腔保健実習 | |
ライフステージ口腔保健実習指導 | ライフステージ口腔保健実習 |
卒業要件外の科目
教職課程科目 | 道徳教育の指導法 | 養護実習(事前事後指導を含む) | 教職実践演習(養護教諭) |
---|
※上記は令和3年度入学生のカリキュラムです。変更となる場合があります。