九州・沖縄で、看護師・社会福祉士・理学療法士・はり師・きゅう師・歯科衛生士を目指す人のための大学

リハビリテーション学科のご案内

障がいを持つ人の心身の自立を支える豊かな人間性を専門技術

九看大のリハビリテーション学科の大きな強みとは?

多彩な学習支援プログラム

  • 1・2年次:学習促進プログラム
    医学的基礎知識( 解剖学、運動学、生理学)の定着を図ります。各領域の知識を繰り返し確認し、確実な知識習得に取り組みます。その後、グループ学習による症例シミュレーションを通して、 習得した知識を理学療法士がどのように活用するのか、その思考プロセスを体験します。
  • 3年次:臨床実習対策プログラム
    臨床実習に向けてグループ学習、実技演習、対話型学習を行います。その中でも対話型学習は2人1組で、それぞれ事前に調べてきた課題について相手に説明し、相手はそれに対して必ず質問をするというやり取りを行います。それを通して互いの考え方や課題を確実に理解していきます。
  • 国家試験対策プログラム
    過去10年分の国家試験問題を解答し、問題にある知識を一つひとつを理解していきます。また国家試験の問題内容を踏まえた特別講義を用意しており、各分野を専門とする先生方から分かりやすく解説してもらいます。教育関連企業の模擬試験を受験することで、学習到達度や弱点分析ができ、効率よく学習に取り組めます。

九看大で活躍している教員、学生、卒業生紹介

後進を育成する楽しさとやり甲斐
私は九州看護福祉大学のリハビリテーション学科を卒業し、9年間臨床の現場で理学療法士(PT)として勤めました。
PTとして勤めながら後輩の育成に携わり、中学校や高校の部活動をサポートする活動も行なってきました。
臨床で働いて7年目からは、自分で疑問を解決する力を身につけるため、九州看護福祉大学院の修士課程に進学しました。
こういった経験の中で、後進を育成する楽しさとやり甲斐、また研究の奥深さに魅力を感じ、現在は母校である本学で教員として働いています。
在学生や現在PTを目指すことを考えている皆さん、PTは本当にやりがいのある仕事です。
そしてPTとなった後も、皆さんがどのような道を歩んでいくかは皆さん次第です。
今できることをサボらず一生懸命に取り組んでほしいなと思います。
将来の自分を助けてくれるのは、まずは過去の自分だと思います。
将来の自分を助けてあげることが出来るように、そして身につけた知識や技術で、これから出会う人を助けることが出来るように、目の前のことに一生懸命取り組んで頂きたいと思います。
専門的・人間的に成長することができる大学
日本は高齢化が進んでおり、高齢者が住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるように、支援を行うことが必要とされています。
そのため、行政に所属する理学療法士は、高齢者が集まって運動する場所で健康増進に関する講話や運動指導などの地域包括ケアシステムに資する活動や、地域を支援する事業で専門的意見を述べ、体制整備にも関わっています。
理学療法士の仕事は病気になった方や、怪我をした方が対象と思われがちですが、最近では健康寿命の延伸のために介護予防・疾病予防を目的に地域に出ていくことも少なくありません。
九州看護福祉大学では、このような多様化する社会での活動基盤となる教育を受けることができました。
今後増加する理学療法士の中で、他の者と違う技術や知識を獲得するために、専門的・人間的に成長することができる大学だと言えます。
医療・介護現場の変化に柔軟に対応
私は株式会社桜十字が運営しておりますデイサービスLet’sリハ!でエリアマネージャーとして勤務させて頂いております。
Let’sリハは熊本県内で16店舗展開しておりまして、普段は担当エリア8店舗の利益管理やサービスにおける品質管理、スタッフ教育などに関わらせて頂いております。
時代に応じて求められるものが常に変化している中、医療・介護現場にも常に変化があり、柔軟に対応しながら患者さま・ご利用者さまをサポートしていく必要があります。
専門知識はもちろんですが、それ以外にも必要とされる能力はたくさんあります。
そんな人としての土台形成に関して、大学生活4年間の経験が大きく役に立っているのではないかと強く感じています。
在校生の皆さん、これから進学を考えている方、九州看護福祉大学での経験は将来とても役に立ちますので、楽しく有意義な時間を仲間とともに過ごしていってほしいと思います。
スポーツ現場では理学療法の知識や技術に加え臨機応変に対応できる力が求められます
私は、2010年に九州看護福祉大学リハビリテーション学科1期生として卒業し、整形外科病院やクリニック、母校への勤務を経て、現在は日本車いすテニス協会のトレーナーとして働いています。
ふとしたきっかけから、車いすテニスという競技に魅了され現在に至ります。
スポーツ現場では、理学療法の知識や技術に加え、トレーニング、救急対応など臨機応変に対応できる力が求められますが、その分やりがいを持って取り組んでいます。
進路や、専門分野を決めるにあたり迷うことも多々あるかと思いますが、自分の心の声をよく聞いて、自分の好きなことや、やりたいことを仕事にして楽しい人生が送れるよう応援しています。