助産師
助産師は、女性の妊娠、出産、産褥の各時期において必要な観察、ケアおよび助言を行い、自分自身の責任において妊婦健診や分娩介助、新生児及び乳児のケアを行い、思春期から更年期までの女性を対象とした家族及び地域社会の中にあっても健康カウンセリングと教育に重要な役割を担っています。その活動には産前産後教育と親になるための準備教育、さらには家族計画及び育児指導にまで及びます。また、助産師は病院、診療所、保健所、家庭、その他のサービスの場で業務を行うことができ、助産師は、「助産院(助産所)」を自ら開業することが可能です。
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- 活躍の場
- 病院、診療所、助産施設、保健所・保健センター、母子健康センターなど
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- 仕事の内容
分娩介助、妊婦・産婦・褥婦・新生児の健康診査や食事指導、保健指導、不妊治療など
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Graduate message01
地方独立行政法人 大牟田市立病院
2021年度 助産学専攻科 修了
鈴木 梓乃 さん
- 新生児の産声と共に、幸せな瞬間
- 私は看護学科を卒業後、助産専攻科に進学し助産師の免許を取得しました。現在、働いている病棟は小児科と産婦人科の混合病棟であり、婦人科の患者さまから妊婦、産婦、褥婦、新生児、15歳未満の小児まで幅広い年齢層を対象に看護を行っています。分娩において赤ちゃんを取り上げた際、大きな産声を聞いてお母さんや家族と一緒に喜びを共有できるのは助産師の特権ではないかと思っています。