心のサポーター(ここサポ)養成研修を実施しました
2025年10月29日
2025年10月22日、本学において「心のサポーター(ここサポ)養成研修」を実施しました。本研修は、厚生労働省が推進する「心のサポーター事業」(cocosapo.mhlw.go.jp)に基づき、身近な人の変化に気づき、寄り添い、専門的支援へつなげる力を養うことを目的としています。学生と教職員あわせて29名が参加し、全員がプログラムを修了しました。講義とグループワークでは、傾聴の姿勢やストレスサインの見立て方、相談につなぐ方法など、学生支援や教職員同士の支え合いに役立つ実践的な内容を重視しました。また、大学という日常の場で「つながり支援」を担う意識を育むため、グループでの対話や交流を通して多くの気づきを得る時間となりました。
参加者からは、「身近な人の変化に気づく大切さを実感した」「話を聴くことの難しさと深さを学んだ」などの感想が寄せられました。研修を通じて、誰もが気軽に相談し合える環境づくりの一歩を共有できました。
今後は、修了した「ここサポ」が学内外のさまざまな場面で“こころの気づきアンテナ”として活動し、学生同士、教職員同士が互いに支え合う文化の醸成に寄与することが期待されます。本学では、今後もメンタルヘルスの理解促進と相談支援体制の充実を図りながら、安心して学び・働けるキャンパスづくりを推進してまいります。 (文責:保健管理センター)


