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「公衆衛生看護活動展開論」で特別講師をお招きしました

「公衆衛生看護活動展開論」で特別講師をお招きしました

2023年11月16日

保健師課程科目、「公衆衛生看護活動展開論」の母子保健分野に、由来ハウスオーナーの田尻由貴子先生をお招きし、「子育てリスクを持つ親子への保健指導」というテーマでご講義いただきました。
本講義では、慈恵病院の新生児相談室(こうのとりのゆりかご)の相談業務に携われた体験を踏まえ、支援を必要とする人に寄り添った相談支援、保健指導の重要性と、「ゆりかご」の前に相談によって救われている命が多くあることや、保健師活動の実践活動にも重要となる多くのことを教えていただきました。
いかなる子ども達も健やかに生きることができる社会を目指し、「子ども大学くまもと」学長就任等の新たな活動をされていることにも感銘を受けました。田尻先生、貴重なお話をありがとうございました。
【学生の感想】
・傾聴の姿勢・共感、責めない、親身になって寄り添う姿勢が必要だと学んだ。
・すべての人々により良い選択をしてもらえるような相談・支援を行っていくことが重要。
・「心を育てる育児ができる」ことを目指して、地域・社会全体で支援体制を整えていくことが母子の健康を守ることにつながると学べた。
・将来の夢に実現に向け、田尻先生の行動力と考え方を取り入れて実践できる人間になりたい。
・日本の母子保健をどう変えていけるのかを自分でも考えてみようと思う。
・周りの支援によって助けられる命があり、助けられる家族がいることがわかってよかった。